なぜ迷う?アクティブとインデックスの違いを1つの質問で解決する方法

深掘り解説とまとめ
資産運用を始めたばかりの方が最初に悩むのが、「アクティブとインデックス、どちらを選べばいいのか」という点です。でも、答えは意外とシンプルです。
それは、「このお金、いつ必要ですか?」と自分に問いかけること。
たとえば、15年後の教育資金や老後資金を育てたいなら、選ぶべきは低コストで広く分散されたインデックスファンド。中でも、MSCIコクサイ指数に連動した投資信託は、日本を除く先進国22カ国の株式に分散投資でき、年0.1%前後の信託報酬で運用できます。金融庁のシミュレーションでは、年6〜8%の長期リターンが期待でき、安定性にも定評があります。
では、アクティブファンドはどうか? 「もっと増やしたい」「成長分野に賭けたい」「信念ある企業を応援したい」——こうした理由があるなら、アクティブファンドは魅力的です。たとえばAI、脱炭素、医療など特定のテーマに集中投資するファンドは、選ぶ楽しさもあり、将来性も感じやすい。ただし、ここには大きな落とし穴もあります。
一般的にアクティブファンドの信託報酬は1%を超える商品が多く、長期運用ではじわじわとコストがリターンを削ります。手数料が抑えられた優良ファンドもありますが、それを見極めるには相応の知識が必要です。
さらに、日本証券業協会の分析では、10年以上の長期運用では、アクティブファンドの大半がインデックスファンドに劣後するという報告もあります。つまり、“平均点を超え続ける難しさ”がそこにはあるのです。
結局、迷ったらこう考えてください。
「10年以上かけてコツコツ増やしたい」なら、インデックス。 「短期でも高リターンを狙いたい」「信念ある分野に賭けたい」なら、アクティブ。 判断軸は「期間」と「目的」。この2つさえブレなければ、自分に合った運用法は必ず見つかります。
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